『光車よ、まわれ! 』(ピュアフル文庫)天沢 退二郎【★】

 まるで夢を見ているような内容でした。

 つまり、なんだか脈絡がなくはっきりしない。

 視界がすごく狭くて窮屈に感じた。

 でも、これが子供の目線なのだろうなと思った。

 確かに、子供時代に読んでいたら引き込まれていたかもしれない。

 が、この年になって読んでみてもあまり……特に怖いとも感じなかったし。

 なんじゃこりゃ、といった感じ。

 表現の仕方も私の好みとは合わなかったけど、こんな言葉で表現する事も出来るのかと、ちょっと斬新だった。

 第一、光車って何なんだ。

 舞台背景とか設定や理由づけなどが全く明かされておらず、やはり子供向けなのか。

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