『神の守り人』 (新潮文庫) 上橋 菜穂子【★★★】
『神の守り人〈上〉来訪編』
面白かった。
上橋菜穂子さんの文章はなぜこうもさらっと読みやすいのだろう。今まで以上に冒険の香りが充満していてこの先の展開に胸が高鳴る。バルサが子供を連れて守る姿は、過去のジグロがバルサを連れて守る姿に重なる。ドラマとの違いを楽しむのもいい。 それにしてもこの作者は民族専科のためかものすごく人の暮らしを描くのがうまい。物語の中に人々の暮らしが命を持って動いているのだ。用語の元言語はアボリジニにあるのかな。調べてみると面白いかもしれない。
『神の守り人〈下〉帰還編 』
アスラとバルサの心の弱さと強さが好きだ。
醜い闇の心を受け止めて、それを乗り越えてみせる人が好きだ。
今後、アスラがどうなっていくのか、続きを読みたい気持ちでいっぱいだ。
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