応援コメント

(自由律俳句)」への応援コメント

  • チョムスキーという米国の言語学者は
    「言語内臓説」という学説を生んだ。
    「内蔵」じゃないよ 「内臓」だよ
    赤子から子どもが話し始めるまでに
    学習できる情報は
    どう見積もっても言語学習に足りない
    心臓や胃が自然と育つように
    脳内に自然と育つ言語中枢
    つまり言語の内臓が在ると主張したんだ

    そして
    現代では主張が概ね是認されている

    例えば
    聴覚障害の児童のみ集めた孤児院で
    子ども達は独自に手話を作った

    そんなものを見れば
    人間には言語の内臓があるって
    認めざるを得ないよね

    器である言語を作る内臓があるなら
    それに入れる感性を作る内臓がないと思う?
    きっとあるよ
    感性の出所は論理的に考えても分からないから
    きっとどこかが作ってる

    それが暖かいって
    あなたの言葉を聞けてよかった

    【解説】
    これは詩と呼ぶのはおこがましい散文です。
    言語学者・チョムスキーの学説が日本で「言語内臓説」と訳され、提唱された後にとある孤児院で事件が発生したところまで、現実に起きたことです。ですから、これは事実を羅列しただけです。
    僕が作ったのは、まあ、オチだけです。

    作者からの返信

    村乃枯草さん

    素敵な詩コメントと解説をありがとうございます。
    「言語内臓説」というのは初めて聞きましたが、大変面白い説ですね。単に「内蔵」されているのではなく「内臓」だからこそ指数関数的に発達するというのはとても面白い視点だと思いました。丁寧にご説明くださりありがとうございます。村乃さんの詩の中で感性を暖かいものとして受け止めておられるように、私も言語を内臓から生まれた生物として感じてみようと思いました。

  • 好きだなあ……

    作者からの返信

    香坂 壱霧さん

    嬉しいです…!!
    コメントありがとうございます!