第6話 作家になるということ

 流行を研究し、ランキング上位を読み漁る。執筆作法を網羅してワナビー交流して批評し合い、パトスのままに書きまくり、当たりを探る。


 このパターンとれるのは大学生くらいかなと思う。社会人だと時間取れない。若いうちは仕事スキルアップのためのインプットに時間とりたいし。でも専業目指すならそれくらいした方がいいと思う。


 僕の場合は……好きな小説を書いて、それが本になればいいな、的なスタンス。専業は考えてない。


 読書は月に5冊前後。少ない方だと思う。読書時間削って書いてるから。書かなければ10冊は軽い。


 とある分野でアルバイトライターやってるけど、プロットは編集部が書く。僕は会議で意見を言う。その際、競合他社のヒット作は読んでる前提だ。


 何が売れるのか、どうすれば覇権を取れるか。何冊も読み、分析し、参考にする。自分の作品をパクった的な他社作品見つけて苦笑したり。


 もしかして、これは専業ラノベ作家目指すのと似てるのかな? なんて、想像したりする。

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