未完により人生打ち切り

人生の書は付属のペンで書き込んだ願いが実現する本

そんな本を人から譲り受けた男は

不思議に思いながらも自分の為に使うことにした


数日後、男が人生の書に願いを書き込んでいると

ペンのインクが無くなり

なにも書けなくなった


人生の書には、まだページが残っている


その後、男の姿を見たものは誰もいない


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