第7話
四天王3人目の討伐が行われた。
もちろん警戒していた。けれど、彼らは不意打ちを喰らった。それは、その四天王の能力によるものだった。
分身、擬態、分裂。
もはや、それは戦いではない。ただ闇雲に剣を振る、光景が広がっていた。
この戦いにより、パーティーの僧侶が「犠牲」になった。
それは、必要な犠牲だった。
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