60 星の少女

 星の少女を名乗る不審者がやってきた。


「私は星巡りをしてこの地球にやってきました。この星は有害な空気に汚染されている」


 わざとらしく咳き込む謎の女が手を伸ばしてきた。


「地球の空気成分が苦手なようでしたら他所の星に行ってはどうですか」


 女は宇宙人のような形相で逃げていった。

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