隣に引っ越してきた元お嬢様学校の同級生が距離感バグってるんだが⁈

オキノトリ

第1話 俺男になるよ

菅山大和

「俺男になるよ」

「なに言ってんだ?高校デビューしようとしてるだけだろ?」

入学式の朝新たな生活に期待を膨らませぼくたちは新たな学舎に向かっていた

この横にいるのは水野純、女たらしのクズ、一様友人ということになっている。

「とにかく俺は変わるんだこの高校で!」

「そうかい、でも無理だと思うけど」

おれはこの時は知らなかったあいつも同じ学校だということに、



入学式も終わり新たなクラスで自己紹介をしていたみんな次々に自己紹介をこなしていた。

いよいよ自分の番が近づいてきた心臓の鼓動が早い。

(そう、俺はここで中学の自分とおさらばするんだ!)

そう覚悟を決めているうちに自分の番がやってきた、俺は勢いよく立ち上がり爽やかな笑顔で喋り始める。

「神山中から来ました菅山大和です。趣味は筋ト…」

「お前の趣味はアニオタだろぉが」

聞き覚えのある声が飛び込んできた、こいつは忘れもしない俺の中学生活の汚点だ

「嘘つくなよ〜オタクくんこういうのが好きなんだろぉ〜」

と過去のものだと思っていた汚点が美少女ゲームのチラシ(水着のやつ)をクラスのみんなに見せつける。

クスクスと静かなバカにしたような笑いが飛び交う。

(高校デビュー終了のお知らせ)

心の中でそう呟いた

「静かに!」

教師の声が突き抜ける

さすが自称進教師は厳しそうだ

自己紹介は続き、汚点の番になる

「神山中から来た葉山樹です好きな女のタイプはダッパとケツがでかいおんなですw」

ワハハワハハハ

とクラス中が笑いの渦に包まれる

なんのネタかわからない奴にとってはただのヤバい奴になりそう



「俺は男になれなかった」

帰り道俺は絶望感に浸りながら純に愚痴っていた。

「いや普通気づくと思うよいくら名字がかわっていてもさ」

ごもっともだともいえない、なぜかというと俺は、同じ学校だろうが誰がどこに行ったのかわからいのだ、というか教えてもらえないクラスラインにも入ってないんだ、ふざけるな俺がなにをした!

心の中で囁いている俺が住んでいるマンションについた。

「じゃあね高校デビューおつかれー」

「死ねーーーーーーー」

さてと貯まっていたラノベを読むとするか

ラノベを読んで1時間15時ごろ隣が騒がしくなっている引越しでもこんなに音は立たないまるで何十人もいるみたいな…

俺は興味本位から除戸から外を見てみた、外には黒ずくめの男が大勢いた

(なんだなんだ隣にヤクザでも引っ越してきたのか)

「勘弁してくれよ面倒ごとはごめんなんだ」

一人でそう呟きベットに戻っていく

(美プラでも作ろうかな)

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