星の瞬き

俳句「転」

　転（まろ）びても　涙（なみだ）堪（こら）えて　桜（さくら）目指（めざ）して

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「サクラ咲く」といえば、「合格」

　希望する学校にサクラが咲かなくても

　サクラが咲いた別の所へ進路を変えるか

　再度目指すサクラを咲かせるために奮闘するのか

　そんな分かれ道

　流す涙は、嬉（うれ）し涙か、悔（くや）し涙か

　各々（おのおの）泣くを堪（こら）えて

　進路を決めることでしょう。

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　そんな彼らの親さん達も、

（色んな意味で※）泣くのをこらえているのではないでしょうか。

　受験するだけで、諭吉さん軽く二桁飛んでいきますし。サクラ咲いたら三桁も珍しくありません。

　さらに、

　かわいい我が子がお家を離れることになったら……

　涙が止まりませんよね。　

　そう、

　色んな意味で、ね。　

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　願わくば、望みの桜の花咲かむ（ん）ことを

　あなたが望むサクラが咲きますように。

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　季語「桜」　季節；春

　樹木の桜の花が咲くことと、

　合格することを「サクラ咲く」と表現することに掛けた句。

　奇しくも、季節はどちらも、春であろうことから。

　いかがでしょうか。