第5話 友達
僕の小学校、中学校時代多くの友達が引っ越しした。仲がよく遊んでいたのに、転校することになって、悲しかった。
高校からは、青年期で自分の劣等感が強く、なかなか友達ができなかった。
土日も模擬試験で休日が潰れていた。部活もあって暇な日は少なかった。
高校2年生のときには、メンタルが限界を迎えていた。休みたかった。もう頑張るなと言ってほしかった。でも、周りからみたらサボり、甘えみたいな感じに思われていた。クラスメイトにいじめられているのにこっちが嫌な思いをするのはなんでなんだろうか。担任はもみ消すのに躍起になっていた。
こちらが被害を訴えても、相手の言い分も聞けという辛辣の一言だった。担任が自分に寄り添ってくれたことは一度もない。僕は、完全にボッチだった。
友達がいなく何をしてても退屈だった。高校の時は孤独な時間に妄想にふけっていた。クラスメイトから避けられていた。人と関わるのが難しいと思った。自信がなくなることだらけで何も楽しいことがない。精神病院に通い、薬を処方してもらうことになった。いじめられる、強い言葉を浴びせられて、ホームルームを休んだことがある。保健室の先生に泣きながら訴えた。オーストラリアに行ったときも半分メンタルはやられていた。クラスメイトの子が不登校になった。その子が不登校になる前、たまに話すこともあった。
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