休憩

日向ぼっこ

今日はあたたかいなぁ、日が出てる。

でも起き上がれないなぁ

そんな日があっていいと言ってもらうけど、これが毎日だ

苦しいなぁ

生きているのが、苦しいなぁ

母親を恨んでる自分が醜くて嫌いだ

兄を見ると憎悪がわなわな浮かぶ自分がみっともなくて嫌いだ

同情の余地があると、すぐ気持ちが流されてしまう自分が嫌

釣り合わないんだよ、あんたの不幸と私の不幸

だってそうだろ？私の不幸の上に成り立ってた幸せを見て惨めで苦しい思いをしてきただろ

それをどんなに幸せな時でも思い出して辛くなるだろ？

そんな経験があいつらにあるかないかは知らないけど、私の辛いはあいつらにとっちゃ知らないことだ

自分たちには関係ない事だ

死にたい、と口に出してしまうけど、きっと消えたいのほうが近い

消えてなくなりたい

ねぇ、それなのにさ。

今日も生きれて偉いね？

今日も人に感謝できたね

人の温もりを感じたね

どんなに辛くても人が好きなのは変わらないね

人の幸せを願えるね、私

なんだまともじゃん

おかしくないよ、私

恨みを抱えていても、ちゃんと人らしく生きてるよ

外に出て急に涙が出るのも、手が震えるのも、立ちくらみがするのも、足がガクガクするのも、生きてるからだよ

今日も生きれた私を抱きしめてあげよう

生きることができてすごい、消えてなくなりたいのに生きたいと願えてるのすごい

私は強い子だって言ってもらえた

私って強いんだぜ

ほら、まだそこにいてもいいから顔だけは上げてひとまず周りを見てみようぜ

見えるものから感じる事、ひとつひとつ増やしていこう

焦らなくて大丈夫。私のペースで進んでいこう

私を急かす人、私を見下す人、私を嘲笑う人、おいていこ？

今はまだ自分を伝えるができる時じゃないんだよね、ひとまずさ自分の声を聞いてそばに居てくれる人と少しずつリハビリしよう

元気になったらたくさんお返ししよう

自分に出来ることやっていこう