第13章 潤、萌音と共にクリスマスと年末年始を楽しむ。(過激表現アリかも)

第176話 気づけばもう冬の足音が

春高東京都予選が終わってしばらくした頃。


今日も今日とて学校に向かっている最中のことだった。


歩いている背中を追い越すかのように走っていく一台の車。その車のスピーカーから毎年冬恒例の


「雪やこんこ、霰やこんこ、降っても降ってもずんずん積る〜」


名物の歌が聞こえてきた。そしてそのまま走り去っていった。


今年は暖かすぎてわかりにくかったが、実はもう12月だったのだ。


北風に体を縮めつつ、本日も学校へゆっくり向かって行く。


HRで担任の堅田先生が


「冬休みの宿題について詳しく説明するぞ〜」


と言った。もう冬休みなんだな。


そして今年は彼女と過ごせる初のクリスマスイブ。


心に残るクリスマスイブにしたいところだ。

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新章開始!

潤くん羨ましいですね。私は今年もクリぼっちです(((

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