第12章 潤、最後の春高予選に臨む。
第150話 ついに最後の大会へ
11月も終わりかけの週末。
ついに俺たち黒鷺高校バレー部3年生は、最後の大会になる春高の予選に出場するため、東京体育館サブアリーナにやってきた。
黒鷺高校はシード権をもらっているため、2回戦からの出場となる。
組み合わせを見た感じ、五反田高校か目黒高校のどちらかと対決することになりそうだ。
初戦の五反田高校VS目黒高校の戦いを見学することにし、キーマンを探す。
「ほぉ...五反田のあの選手、背が高いな。2mくらいありそうだな。」
と呟きつつ、選手紹介で紹介されるのを待つと、その選手はなんと1年生のセッター。
「1年でセッターを任されるのは相当優秀なのか?それともタッパで選ばれたのか?」
と考えて試合を見ると、すぐに結果が出る。
「五反田高校のあのセッターは要注意人物だな。いずれ強敵として行く先を阻むかもしれないし。」
と呟いて試合を研究し、ある程度成果が得られたのでメンバーの元に戻る。
ちなみに試合は五反田高校がセットカウント2-1で競り勝った。
さあ俺たちの出番だ。
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