第116話 高速とんぼ返り
朝になった。
現在時刻は5時半。
3人をまとめて起こし、すぐに出発する。
今日は午前中がかなり鬼畜だ。
まず札幌に急いで移動し、朝1番の旭川に向かう特急「ライラック1号」に乗車して、そこからリムジンバスで旭川空港まで移動し、旭川空港からJALで羽田に飛ぶ。
とりま両側に寝転がってる萌音と結菜を起こし、下で寝てた陽菜も起こして支度をする。
あ、もちろん俺の支度は風呂の脱衣所で風呂入るついでに終わらせましたよ?俺は3人と同じ部屋で着替えることはないね。うん。
支度を終えたらすすきのを出て6時14分発の麻生行きに乗り込み、札幌に6時23分に到着。
ここから改札を出て急いでJR札幌駅に向かい、改札を通って特急ライラックが隣るホームに向かう。
待ち受けていたのは2日前の銀色の車体ではなく、黄緑色に染められた特急型車両。
発車ベルが鳴ったので急いで乗り込んだ。
早朝便なのでまだ4人分の席は残っていた。
席を確保し、しばらくの間はゆっくり移動できる。
だが、旭川でもえげつないドタバタ劇は待っている。
と思っていた矢先、事件が発生。
羽田空港の滑走路で追突事件が発生し、羽田が封鎖された。
つまり、羽田行きは旭川に留まるか進路変更を迫られることになってしまった。
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