第73話 帰省①

実は俺は田舎生まれだ。


長野県にある人口3000人の田舎の町で生まれ、町には何もなかったからひたすらバレーをしまくって結果を出したら東京の黒鷺高校にスカウトされたのだ。


そして町を離れ、東京で一人暮らしをしている。


一人暮らしをする際、親と約束をした。


「年に2回は、実家に戻ってきて」


と両親に言われた。


俺の家族は5人家族で、下に双子の妹がいる。


僕は17歳なので、彼女たちも12歳。


そして、今日は実家に帰る日である。


品川から山手線で新宿へ向かい、新宿から特急「あずさ」に乗って松本まで行く。


そして松本で乗り換えて、明科という駅まで向かう。


片道250.6km。とてつもない距離だ。


朝6時に家を出て、品川まで歩く。


6時35分発の山手線に乗車し54分に新宿到着。


そして特急あずさがやってくるホームに動く。


7時0分発の特急あずさ1号がホームに入線する。


乗車前に朝ご飯を買っておく。ちなみに萌音は友達と渋谷に行っているらしい。


特急あずさが発車する。


時の流れは早く、9時38分に松本到着。


ここから乗り換えたいところだが、次の電車が2時間後なので、松本の待合室でゆっくりする。


そして電車がやってくる。11時30分発の長野行きになる電車だ。


車内に入り、席に座ってゆっくりする。


そして11時46分。明科に到着。


駅には両親が車で迎えにきてくれていた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る