第6章 潤達、テスト迫る。

第59話 テスト2週間前

春高も終わり学業に集中できるようになった。


しかし2月上旬、担任の松山がHR中に


「もうすぐ学年末テストだから勉強しとけよ」


と言葉を放ち、クラスメイトは阿鼻叫喚。


私は「テストかぁ。また成績を維持できたらいいな。」と思っている。


僕は周りからすると結構頭がいいみたいで、学年順位TOP10を外れたことがない。


ちなみに僕は理系らしい。理科と数学の点数が全体的に見るととても高いらしい。


部活終わり、家に帰ると萌音がハチマキをつけながら勉強机に向かっているのを発見した。


「頑張れ。」


と声をかけ、俺は塾に向かう。


塾で80分みっちり授業を受けてきた後、家に帰ったら料理を作る。


今日は肉じゃが。


萌音は肉じゃがを食べて舌鼓を打っていた。


そしてもう時間が10時になっていたのでシャワーと歯磨きを済ませ、萌音と一緒にベッドに入る。


この刻だけ、テストのことを忘れられる。


萌音、大好き。

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