⭐穂月知実詩集~蛍など

西山智

 蛍が飛んだ。

 いきものはまだいる。

 僕はめだかのほうが幸せだったかな?

 僕は人間的な生活を求め詩を読む。

 僕は人間的な生活を求め詩を描く。

 僕は人間的な生活を求め大学に行った。

 雨が今日は降った。

 昨日は晴れ間はあった。

 

 雨が今日は降った。

 月も太陽も見えない。

 不在と存在がメロディーを、音楽をつくる。


 雨が降った。


 蛍が今日は飛んだ。


 




ウォーキング


 日中昇る月。


 公園を選んでウォーキング。


 道端には花。


 日中の月が教えてくれる。嗅いだら良い匂いがした。


 日中の月に僕の知っている事実を話した。


 公園のベンチでドリンク。


 二人だけの大切で貴重なひとときを過ごせて僕は嬉しかった。ありがとう。日中の月。






 日中、太陽が昇ることを僕は知っていた。


 日中、月も昇ることを知った。


 月は日中も存在する。


 太陽が不在の夜があることを僕は知っていた。


 存在と不在が音楽、、、。


 メロディーの事実を知った。


 事実。


 事実。


 硬いかな?


 仕方ない。


 メダカではない。


 一人の人間。









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