第5話 一流誌から切られweb小説に挑戦し全てをねじ伏せられる男
2023年初春。
私は小説の投稿を開始した。
内容はベニー松山先生に影響を受けたwizライクのハード気味なファンタジーだ。
"ライトノベル界隈"というものを私はよく知らないのだが、所謂なろう小説と呼ばれるジャンル、私が書ける文章がそれら今主流のものと著しく乖離している事くらいは理解出来ていた。
私にそれら"売れ線"は書けない。
「今のラノベは邪道だ!」などと老〇的に斜に構える気は無い。ろくにラノベというものを読んだ事ない自分が初回からそれらに寄せて書くなどという器用な事を出来るわけはないのだ。
まず自分に出来る事から経験を積む。
私は天才なのだが小説初挑戦一発目で成功する程の天才であるつもりはない。
まずは今の自分に出来る範囲からコツコツと。
記憶は定かではないが、2週間ほど小説に没頭し、10~15話書いたと思う。そこからは漫画・素材の方を優先するため月2話ほどのペースとなる。
まずはン年前にアカウント作って放置していた某所に投稿。
視聴20ほど、お気に入り無し。
うん、人少ないね。
お絵描きメインのサイトだしね。
そんなわけで私はここ、カクヨムに辿り着く。
カクヨムはやはり収益化が魅力だ。
そして人が多い。
サイトデザインもスタイリッシュ且つ嫌味さが無く好印象。
投稿ジャンルも流行りもの一辺倒という程でも無く、エッセイ等も許容される。
あと収益化。
読み専も多くスコップが盛ん。
能動的に露出を上げられる自主企画。
読者から得られる推薦レビューもポイントが高い。
大規模サイトにありがちな"埋もれて即忘れ去られる"も回避しやすい構造だ。
そしてなにより収益化。
素晴らしい、私に最適な収益サイトではないか。
投稿。
3日後、★ブックマーク無し。
うん、こんなもんか。
タイトル回収達成。
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