第145話 児童相談所

ようやく月曜日。

先週、落ち着いた頃次女に電話してみますね〜と言っていた児童相談所の相談員。

私の担当者の女性。

以前、家庭訪問に来た女性の担当者。

夫の指示で止められていた次女の携帯は、私が密かに解除したが、今のところ児童相談所から電話は掛かってきていない様子。

ホッとしたような…しないような。


児童相談所からの電話は、基本的に本人の携帯に直接連絡が入り、基本的に本人が出る。 

それで本人の声を聞き、安否や今の状態を確認するのだろう。


児童相談所と聞くと、あまりよいイメージもなく薄暗い感じがするが、私の担当児童相談所は比較的綺麗で、雰囲気的には公的な保養施設?といった感じ。

私は、面談や引き取りなので居住スペースには入った事はない。

次女曰く、食事も美味しいとのこと。 

ただ、学校には行けない。。。

外部とは接触不可。


私が行く面談室は、部屋が沢山あり…こんなにも多くの人が訪れるのか?と少しびっくりする。

確かに待合室にいる時も、他にも何組も待っていたりするので、互いに話すこともなく挨拶することすらないので、どういった理由で来所しているのか不明だが、皆うつむき加減で呼ばれるのを待っている。


久々に電話連絡して思ったのは、表向きは優しく温かい。けれど…やはりとても業務的だと思う。

当たり前と言えば当たり前。

彼等からしたら、あくまでも仕事。


ただ、もっと親身になれば防げる事例もあるのではないかな?とか…事前に大きな問題を防ぐためには、もっと違う応対があるのではないか?と正直自分のことも含め感じてしまう。

言葉は、とても優しいので不快な感じはしない。

そして、これは感覚だろうが…女性担当者より男性担当者の方が良いように思う㊙

女性担当者が駄目なのではなくて、どうしても「私は◯◯だったわよ」的な言動が多い。


児童相談所に御世話になる子供達は、ネグレクトや生活保護や過酷な人が多いであろうことは想像できる。。。

ただ、だからといって高所得家庭に虐待がないわけではない。

事実、子供達の通う学校にも高所得家庭ながらネグレクトや、違う次元の虐待は存在する。

それを苦に、娘の後輩で自ら死を選び亡くなった方もいる。

児童相談所…相談員…全て仕事…とても難しいけれど、私の担当児童相談所は、数年前にも幼い子供が亡くなった事がニュースで報じらた過去がある中で、もう少し本当の温かさがあったらと。


まあ、人生の中に児童相談所と関わりのない事が一番なんだが。

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