第54話 下がった免疫

夫がしばらく旅行に行っていて、久々に自由が満喫出来るのは、とても嬉しい。

ただ帰ってきてからが大変。

夫に対する免疫? 口を開けば文句しか言わない彼に対して…流す力が低下している自分。

帰宅して、勿論こちらの挨拶は無視。

「飯」の一言。

新聞を手渡すと、しばらく誰も読んでいないだろう新聞に目を落とし、何故君たちは新聞を読まないのだ(怒)から始まり、最後はキミがそんなんだから(怒)で終わる会話。

もはや、会話ではない…。

この話法は、四六時中…主体が新聞であれ、食材であれ、基本の話法。

ものすご〜く、疲れる。。。

やっとキッチンに戻ったら、背後から「まさか、アイツ何処か底辺医学部とか狙ったりしてないよな? そんなんじゃ困るんだよな〜、東大狙うくらいでいいんだよ怒、少なくとも地方医学部だろ?」

と長女の追い打ちをかける。

長女、獣医学の勉強してますよ!って言いたい。


今朝もずっと。。。

やっと出かけた…免疫を上げるまで吐きそうだ。

彼程、「性格が悪い人」を見たことはない。

一応補足として…「人が悪い人」ではなく「性格が悪い人」 

微妙な違い。。。

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