「努力の形」歩みを止めるのは俺次第
璃々宮志郎
エピソード
2024年に世界が震えた。
謎のゲート「ダンジョンゲート」の出現により各国の国民は
不安と恐怖で震え上がる。
食糧難に陥っていた地域では突如として現れたダンジョンゲートに対処することが
できずにただひたすらに時間が過ぎていった。
そしてある日、その地域住民はダンジョンゲートから魔物が大量に溢れかえり
無残にも住民は殺されていったのであった。
このことを知った各国の上層部は、今まで以上にダンジョンの謎の解明を急ぎ、
軍隊を派遣した。
今現在でもダンジョンについての謎は分からないことだらけだが、
分かることも増えていった。
ダンジョンに入った者は「ステータス」や「スキル」を授かり魔物に対抗する手段を得ることができることやダンジョンに生息する魔物を倒すことで「魔石」「素材」「武具」などといったものが「ドロップ品」として落とすことが分かった。
そして地域住民が全員死亡してしまった最悪の事件「ダンジョンブレイク」は、
ある程度、ダンジョン内で魔物を討伐すれば引き起こすことはないと分かり、
十数年で世界は落ち着きを取り戻した。
そしてここから語られる話は2050年のダンジョンブームが巻き起こっている現代社会で一人の少年が見せる【努力の形】。
彼は何を成し何を得るのか...
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