淡雪と合わせるがごとしっぽふり

※あわゆきと あわせるがごと しっぽふり


愛猫が、窓の外の淡雪を見ている。


ゆっくりと、しっぽを振りながら。


窓の外、降る雪に合わせているの?


ご機嫌だね。


大好きなこたつに潜らないくらいに真剣みたいだから。


せめて、エアコンの温度を少し、上げておくね。



※ふる、には振る、と降る、を掛けております。


季語は、淡雪です。

同じく季語である春の雪と比べますと、はかない感じの季語であるそうです。


何かを思っているのか、いないのか。


思索にふけるようにも見える猫の表情とそれからしっぽとを思い出して詠んでみました。

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