俳句『猫』

探したよどこで見つけたそのすきま

※さがしたよ　どこでみつけた　そのすきま

｢いない｣

｢こっちにもいないよ。まさか、外に……どこから？｣

｢あ。いた、いたよ！｣

本日は、家族全員で我が家の愛猫探し。

いつの間にか、いなくなっていた。

皆、自分以外の誰かが、どこにいるかを知っていると思っていて。

……家猫だから、外に出たらたいへんだ！

そうしたら、やっと見つけた！　

よかったよかった。

でも、よく、入ったね、よく見つけられたね、その狭いすきま。

※どこで見つけた、は猫とそれから猫を見つけた家族へ。そして、すきま、には隙間、と透(き)間を掛けております。

※こんなところに入れるんだ！　ということも驚きですが、猫がまた、どうしてこんな形状になれるの？　という形になってぐにゃりとしていることがあります。

豆ははこが見かけましたのは、ベッドの下だったと記憶しておりますが、本句の作句ではテレビ台の下のぐにゃん(ぐにゃりとした猫)を想像いたしました。

皆様のぐにゃん、こんな所にいたよ、を教えて頂けると嬉しいです。

もちろん、他のご感想もお待ちしております。