俳句『猫』

豆ははこ

毛玉ある其をつつくのは憚れり

※けだまある そをつつくのは はばかれり


眠っている猫は、どこからどう見ても、毛玉。


つつきたい。でも、起こしたくはない。


ああ、猫よ。

君は何故、そんなにかわいいの?



※ある、には在る、と或る、を掛けております。

そこに在る猫は、或る猫、なのです。


 本作は虹乃ノラン様の猫さん自主企画への参加作品、俳句『猫』でございます。

 猫のかわいらしさを詠む、がテーマとなっておりますので、通常の豆ははこの俳句よりも掛けことばが少なくなるなどの可能性がございます。

 それでもいいよ、という皆様、どうぞよろしくお願い申し上げます。


 ご了承を頂けましたら幸甚に存じます。



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