第3話ネグレクト
僕は8年ほど前から、ネグレクトを受けている。
嫁さんは僕と喋らない。喋っても1言。
後は無視して姉妹で会話している。そして、僕のお金で食事するのだが、その時も姉妹で話している。
その前は、暴力だった。ちょっとした事でビンタされた。
僕はブチ切れそうになったが、我慢した。
兎に角、親の躾が悪いのだ。
旦那さんの必要性を感じさせない家族だった。
お義父さんは一人ぼっちで、亡くなった。
だから、8年間ネグレクトして、4年後離婚すると言われている。
日曜日に言われた。当日と昨日は悩んだ。そして、自分を責めた。
しかし、好きで病気したんじゃないし、これから先に転職するかも知れないので、僕は前向きに生きる。
なんで嫁さんは自分が逆の場合だったら?を考えないのだろうか?
ネグレクトを受けて、僕は黙って瓶ビールを飲むだけ。
息子と少し喋るが、嫁さん達が話し掛けるので会話が続かない。
仕事が決まったら、僕はある程度貯金してこっちから離婚してやる。
再婚はしない。
女は必ず裏切る。これで二度目。9年間過ごした彼女と別れ、今回は15年で別れ話。
48歳で別れる予定なので、女なんていらない。
その時、唯一の親友の千茶はアラ還。
今が1番の勝負どころ。
ここで、間違った選択をすれば余計に苦しむ。
だが、僕には千茶やカクヨム仲間がいる。
一人ぼっちじゃない。
羽弦殿の十三夜 羽弦トリス @September-0919
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