遊軍に配属されてからのたわいもない話

朝~会社の屋上でトマトの苗に水をやっている津雲


佐山「おはようございます。津雲さん今日も相変わらずですか?いい加減1本位記事書いて下さいよ~」と呆れながら話すと


津雲「遊軍なんて窓際部署なんだろ、取材するネタもないんだし」となげやり風に話していると


立花「おはようございます」


全員「おはようございますデスク‼」


立花「津雲さん、部長が呼んでます。

至急会議室までいいですね‼」と言い立ち去っていく。


津雲「朝っぱらから何の話だよったく~」


小谷「津雲さん。このままだと本当にリストラですよ。ただでさえ記事を書かない記者はいらないと上層部は息巻いてますから」


本社会議室

ドアをノックする津雲


鶴田「どうぞ」


津雲「失礼します」


鶴田「津雲、このままだと本当にリストラで終わりだぞ、もう一花咲かそうや」


津雲「さすがに現場第一線は体力的にきついです後は若いもんに任せますよ

このままリストラならリストラで定年なら定年で長いものには巻かれろですよ」


鶴田「津雲とは思えん言葉だな~」

「それなら週1でいいからコラム書けいいな」

「これは部長命令だいいな。話は以上だ」

会議室を出ていく鶴田


遊軍部


小谷「何の話でした」


津雲「コラム書けだとさ、それも週1で」


小谷「ある意味で最終通告ですね」


津雲「しょうがねぇ、ネタ探しに行くか」

ため息混じりに外へ出た


会社を出てしばらく歩きある喫茶店(百音)に入り

コーヒーを注文し新聞を読む津雲


お客さんの会話が聞こえてくる。


清水「相変わらず選挙への投票率低いわね~」


桜井「仕方ないですよ~無投票よりは良いじゃないですか~」


清水「そうは言っても2割よ。ここまで関心がないとは」


桜井「これなら無投票の方がましかも知れませんね~」


マスター「意外と面倒なのかもしれませんよ。皆色々忙しいですし、投票しても変わらないし無関心の方が正しいかも」


桜井「民意って何なのかしらね~」と深いため息をついた。


津雲「失礼、投票しても変わらないって考えが浸透しているのかも知れませんね。」


マスター「お客さんうちの店初めてですよね?」


津雲「えぇ~今度人事異動でこちらに来たばかりでして」


会社の整理倉庫部で色々調べものをしている津雲


津雲「今回はこれでいきますか。」


記事を書いている津雲 基本原稿は鉛筆で書いている。


津雲「こんなもんかな、遊軍長これでお願いします。」


小谷「津雲さん、分かりました。」


喫茶店にいた人物------------


清水 華代(しみず はなよ)…47歳

スーパー(OZON)でパート勤務の女性


桜井 恵末(さくらい えみ)…26歳

製造工場(BOSI)で社員勤務している女性


相内 岳史(あいうち たかふみ)…61歳

脱サラして喫茶店を開業した

元サラリーマンの代男性

皆からはマスターと呼ばれている


会社の紹介---------------


東葉新聞社

本社と支店を合わせて

7営業所ある

全従業員は100名

年間販売部数は126,674部

年間販売部数は130,121部(コラムNo.1~20)

年間販売部数は135,506部(コラムNo.21~53)

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