復活につづる思い
青谷因
唐突ですが、あのバーガーについて。
今回のイベント(『黒歴史放出祭』)でギリギリ追加できなかったエピソード、実はまだありました(締め切り直後に思い出した)。
後出しじゃんけん大杉☆と言われるかもしれませんが、『黒歴史』って表題見たらだいたい「世に出せないヤバい方」ばかりが脳内ぐるぐる渦巻きだすので、ポジティブ(?)な方面へ発想が回らないんですよね~・・・。笑
ともあれ、これこそ「今後も復活するたびに自分の黒歴史を思い出させるキーワード」なんですから。でも嬉しいですありがとうBーキン様☆
※ブランドバックじゃない方です念のため
近況ノートやブログでも言及しておりますが、フェイクなバーガー(一応伏せているつもり)。幼少期にほぼまんまのやつを、別な系列のバーガー店でやっていました。
炭水化物に炭水化物をぶっ込む、という荒業。
本能の赴くままに作り上げて、むしゃぶりついていました。
好き嫌いが今の何十倍もあった当時の自分(アレルギーはなんにもない)、親が休日にぜいたくとしてわざわざ連れて行ってくれるor買ってきてくれる某Mクドのバーガーセットの中身(ピクルスとかフィッシュとか)がどうしても食べられず。
苦肉の策で、唯一美味しく食べられていたポテトをはさんでみたところ、これが子供舌にもほどがありすぎるジャンキーな味覚にメガヒットしてしまうのでした。
以降、バーガーショップの私の選択肢は「Fフィッシュバーガーとポテトのセット」一択になりました。
しかし、メインであるはずのフライは(今も)苦手で食べられないので、無理やり抜き取ってポテトをぎっしり詰め込みます。
そうすると、タルタルソースとチーズのこってり塩味が効いた、無敵のフェイクバーガー類似品が完成するのです!!
羞恥心も今に比べて数倍感受性豊かだったので、家族以外の外食時には当然のことながら、そんな「きたならしい」食べ方はしませんでした。
知り合いのおばちゃんからご馳走してもらうときはだいたい、ポテトSとオレンジジュースしか頼まなかったので、
「気を使わなくていいのよ??」
とか
「遠慮しないでハンバーガーとか頼んでいいのよ??」
などと、あげくに両親にまで
「ちなっちゃん全然食べてくれないんだけど、大丈夫??」
などと心配されまくりでした。
いやだってそんなん、食べられるわけないやん!
うっかりやってしもたら、別な意味でドン引きされるし、何より両親に大恥をかかせてしまう。
まぁでも。
独特な味変したりするのはオトン譲りのようなので、自分的には
「なんやかんやで、DNAやんなぁー」
と開き直っております。
そんな訳で、四年ぶりに。
あなたに逢いに行きます☆
(あの頃の自分にも)
復活につづる思い 青谷因 @chinamu-aotani
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