「お祭りと太鼓の音」


夏休みが終わりテンションが下がった時にあるお祭りは最高だ。夏休みの延長戦みたいな気分。からあげ、焼きそば、りんご飴。次はどこを見よう。友達と集合して広場を見る。お神輿が入ってくる時間。隣に好きな人がいれば最高なんだけどな。太鼓の音が響き見上げるとバチを握るクラスメイトの彼がいた。



クラスの友達が祭りに行く相談をしていた。俺が気になる人も行くらしい。「ごめん、俺行けない」地域の担当、大太鼓役がまわってくる年だ。夏休みの間中練習もした。バチを握り音を響かせる。一緒にまわれたら楽しかっただろうな。神輿を見ようとする人だかり。りんご飴を持った浴衣の彼女を見つける。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る