ハルガスミ

恋をしたのは

私だけだった



折り重なる

エピローグを無視して

あっけなく

終わりを迎える



それまで確かだった

私たちの

出逢いから今までが

あったようで

なかったような曖昧さ



忘れていいのか迷っちゃうよ

色んな迷路みたいな

二人の隠し事でさえ



嘘でもいいから

間違った優しさを

私に教えて



恋をしたのは

君で

それが私で

あってくれたなら


それでよかった


のに





恋をしたのは



私だけだった



君の瞳に映る

季節が変わる頃



また温かな日が差すことでしょう



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