平然な嵐

曲がりに曲がった曲がり角

一般通過の平然とした嵐


ブレーキもかからなくて

突進

どっしん!


あからさまな

怒り顔の嵐

胸ぐら掴んで

「こらりゃっ!」


唾おはじき

飛沫感染対敵


こんなことなら

帰り道変えるんじゃなかったな

時既に遅し後悔の水面

漂うばかり


こんな時になんで嵐  

人外は道の上を

一般通過するんじゃない


あんたは空の上を

通過しとけばいいんだよ 


本当にいつも

タイミング悪いんだから









  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る