🐾Cat.9✨猫にしつけはできません✨

 犬と猫の決定的な違いのひとつは、


・しつけができるかどうか


(この延長戦上に、芸を仕込めるかどうか、という部分もかかってくるわけですが。←ねこにマテは基本的にはききません)


 みたいなところにあるかなと思っているわけですが。


 猫様は神様ですから、人間などがしつけようだなどと畏れ多いことを考えてはいけません! という精神論ではなくてですね、そもそも猫にしつけは理解できないんです。


「これはダメ!」という人間社会の理屈が通じないので、当たり前です。

(この点、犬は上下関係を理解しますので、「理由はわからないけどご主人様のいうことに無条件で従う」ということが起こります。)


 でも、どうしても危ないからそれはやってほしくない! そこには危ないから入ってほしくない! というような、家庭内での状況は起こります。


 ガスコンロの上に乗ってほしくないとか。洗濯機の中に入ってほしくないとか。


 いっぱいあると思いますが、


 結論をいうと、


・ガスコンロの上には直接乗れないようにする。(蓋が売られています)

・洗濯機の中にも入れないようにする。(蓋を閉めておきましょう)

・入ってほしくない部屋がある。(ベビーガードみたいなロックを使いましょう)


 人間側が対策をしていくしかないんです。赤ちゃんと同じです。


 やりたいからする。それがおネコ様。


 にゃんだけど!


 どうしてもなんともならない習慣を、とめたい。やめてもらいたい。という場合には、有効な手段が一応ひとつ。(どうしてもの場合ですよ! 口でいっておさまる程度ならこの方法は必要ありません。できるかぎり猫ちゃんの視界に入らないようにふわっと空から降り注ぐみたいな感じで)


 絶対に真っ向から叱ってはいけません。意味が分からないのでストレスにしかなりません。(お願い方式も聞く場合があります)


◇こちらを参考までに読んできていただきたいです。どうしても困った場合、の「どうしても」の好例。ただ、うまく行かないことも多そうですね……。

https://tsuyoshiwood.com/archives/4843/


 真水をいれたスプレーを用意します。(水道水でOK。変なものいれないでね!)


 ダメなことをした時に、決して声などを荒立てずに、そっと遠くからプシュッと振りかけます。しずかにです。何にも知らないよ? え、何か起こった?とそしらぬふりで。


 え!なんかいやなことがおこったんだけど!!!???


 猫さまはこれを学習します。これが「天災方式」



 ここへいくと、

 これをやると、


 なんか嫌なことが起こる。


 これが一番猫にやさしい、一応の「しつけらしきもの」

『人間に叱られる』『人間にイヤなことをされる』これは決して猫の自発的意思や自発的な節制に影響しません。怖くて逃げるということはありますが。やめてくださいね。


 ご参考までに。。


 でも水ぷしゅっという「天災」も、なるべくやらないでほしい!


 問題行動の多くは、猫のストレスや欲求不満からやってきます。


 いっぱい遊んであげて、お部屋をきれいにして、ひろびろ~とのびのび~と過ごしていただきましょう! 自然と減っていきます。



 なお、記事の趣旨に反するようですが、うちの楓さまは「お手」をしてくれます。ベルをちんちん鳴らすおネコ様動画もありますね。あれも学習です。それをするとなんか嬉しいことが起こる。


 楓にとっては、私がきゃー!っと喜ぶことが彼女にとってとても嬉しい「天啓」となって、お手をするようになってしまいました。


 ごめんなさい。神さまにお手にゃんてさせて。


 ごめんにゃさい。


 おわり。



おまけ?

 楓様の皮膚炎。足を舐めようとするときに、「だめ~」と見つめると止まりますので、「異変」を行動指針にはしてくれてる気はします。が、ストレスにはなってるだろうから、めっちゃ申し訳ない思いでいっぱい。

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