第10話 更なる進化と闇属性魔法
ふははは。闇属性魔法とは使えるじゃない。
闇属性魔法の特性は、力の吸収だ。
物理、魔法、エネルギーなどの力を吸収、阻害するのが闇属性魔法だ。
使い方としては、相手が何かしらの攻撃をこちらにしてくるとしよう。
剣戟で例えるなら、物理的に物を斬るという力が働くとしよう。
まず斬るとはどう言うことか。
それは物を構成している原子や分子の結合を圧力で分断するということ。
闇属性魔法を使うと、その圧力を阻害、吸収する事になるので、物は斬れなくなるし、その力を己の糧に出来る。
魔法やエネルギー法則も同じ。
え?やばくね?強すぎ勝ち組。
そもそも闇属性魔法を使う生物が居ないのでここ一カ月の間に色々試したお陰で分かった事と単なる予測の部分もあるが、ほぼ間違いないと思う。
闇は全てを飲み込むと覚えよう。
じゃあ対抗策としてどうするか。
それは闇が飲み込めない程のエネルギーをぶち込むだけ。
より強い物理攻撃、魔法、飲み込めないほどのエネルギーをぶち込むだけ。
今のところそんなチートな魔物は居ないのでバッサバッサと魔物ちゃん達を経験値に変えちゃってます。
まさにチートキャラ。
闇なんてめっちゃカッコいいやん。
火炎も風もカッコいいよ?
でも男は闇でしょーー。
闇属性魔法の前には王道なんてダサいのよ。
全てを飲み込む闇こそダークな魔物としてはロマンがあるでしょ。
さーてさて、おあつらえ向きに一体の狼ちゃんが居ました。
結構強そうよ?
俺の事睨んじゃってんじゃないの生意気な。
いいよー。来いやワンコ。闇属性魔法で相手してやるぜぇ。
その突進も顎の力も全て無にし、君の土属性魔法も猛毒も全て俺の成長の糧にしちゃる。
2分の格闘の末、倒した狼型魔物の魔力は吸収スキルで美味しく頂きました。ありがとう。
このままどんどん進化してやるぜー!!
その後も自分の前を通る魔物たちを倒し、経験値に変えていくとまた進化の光が輝く。
そして進化先の選択肢が出てきた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます