わたしと読書について。
本にハマったのは小さい頃、母が読み聞かせしてくれた絵本がきっかけ。母のつくり声が、絵本の中の彼らと重なってほんとうに生きているみたいだった。気付いたら何度も、わたしはそれを読み返していた。自分の中に取り込まれた彼らはいつだってわたしと一緒にいてくれた。それが嬉しかったのを覚えている。
それからだいぶ経って、わたしは高校二年生になった。まだ、あの気持ちは消えない。まだ、私は本の世界にいる。
そしてこれからもこの世界に居続ける。
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