2話、小さな火花にご用心。
「これにするよ。」
選んだ羊皮紙を7枚少女に見せると、少女が
指を鳴らすと他の羊皮紙が消え、浮かぶ羊皮紙が横一列に整列した。
「ほぅ。これは……何処か、国を滅ぼすつもりなかい。 コホンまぁいいや。これだね。それじゃ転写するよ。」
少女か指を鳴らすと羊皮紙が消え。
選んだ能力が転写されていく。
・無限魔力
・無詠唱
・自己再生、修復、回復
・身体強化、経験値10倍。
・不老不死
・特殊危害、全属性無効
・無限収納異空間完備
「これで良いんだよね?」
「うん。ほんと、何回みても化け物能力だねぇ。」
「君が選んだ、だけどね。コホン。転生したら地球で生きた佐藤玲は、消滅する。新たな身体で新たな人生を謳歌してほしぃ。そんじゃ新たな異世界ライフ楽しんでね。」
少女は、最後に指を弾く意識が途絶えていく。
「きみの、君の名前は!!」
「ボクかい? ボクは、リエル。女神リエルだよ。またね。そして、あの時ボクを助けてくれて、ありがとう!!」
ここで、少年の意識は途絶えた。
あれからずっと、眠ってたのだろか。頬を撫でる心地よい風にボクは目覚める。
どうやら、大木を背に眠ってたらしい。ゆくっり立ち上がり、辺りを見渡すと、綺麗な大平原に心地よい風が、頭に付いた葉を風に乗せ大空へ舞い上がらせた。
「いせかい……異世界だ!!」
心の奥そこから混み上がる興奮に心踊らせている。
「おい。こんな所にも隠れてたぜ。へぇーガキか。いいゴレドなりそうだな。」と言ってるが、少年には。
「@##??。、,_##&*@?@?’!」と聞こえている。
「何言ってるんだこのおっさん。」
※ここからは敵さんも日本語でお楽しみください。
「何言ってるんだ。このガキ、いいから来い‼️」
少年は伸ばされた手を
「躱しただど、生意気な、ふん。少し脅してやる。」
男は、腰の短剣を引き抜き、剣先を少年に向ける。
「それ、こっちに向けるんだ。それなら言葉が分からなくても意味は分かるよ。」(武器は無いかな?)
少年は手慣れた手つきで手を上下にスライドさせ、持ち物欄を見たが何も無い。
仕方なく、魔術欄を見ると、ELECTスキル、
強大な魔術が一つだけあった。
(おい、ここで放てば、地形が大惨事になるだろ!)
大爆狂風の隣に吹き出しマークがある事に気づきタップすると、どうやら威力調整が出来るようだ。
(これなら、威力を最弱にしすぎてもだから最弱より少し上で、行け!!
突き出した掌から小さな火花がチョロチョロと男の方へ飛んでいく。
「ふん、こんな
と高笑いしながら持っていた剣で火花を両断した瞬間。
”ズドーォォォォォォォォン”
と
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