第3話 さよならの唄
悲しくないのに
哀しい
言葉にするのは簡単で
呑み込むのは辛い
好きなのに
ずっと想っていたいのに
私は今日も諦めながら
時間を静かに刻む
また1つ壊して
また1つずつ集めだす
いつまで繰り返せば
唯一のものが与えられるの?
誰か教えてよ
止まらない感情の行方を
道は決まっているはずなのに
ゴールは何処にもない
解けない人生は
虚しさと哀しみで溢れ
溺れながら
藻掻くだけで
苦しみを癒やすには
振り出しに戻り無限に続く
サヨナラすれば
全てを考えずにいられるのかな?
皆そうなの?
誰もが泳いでいるの?
束の間の快楽と深い哀しみに流されながら
生きているの?
わからない
わからない
理解不能の世界で
疼きながら嘆いている
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