華麗なブルー
那須茄子
華麗なブルー
華麗なブルーの中。
君という私を、見つめては思い馳せている。
霜が降り立った道の向こう。
君という私はきっと、笑いかけていることでしょう。
見える見えないの他人事のような世界でも。少しぐらいは、信じれるものもあるから。
君という私にも、心が優しくなるんでしょう。
華麗なブルーの中。
君という私を見つめては、目の見えない私を呪う。
霜が降り立った道の向こう。
君という私はきっと、笑いかけていることでしょう。
きっときっと。
盲目な私を笑っているでしょう。
それでも、好きと言ってくれる君という私しか、私の愛せる相手はいない。
華麗なブルーの中。
君という私を、見つめては。
死にたくなる。
あるいは、
愛したくなる。
華麗なブルー 那須茄子 @gggggggggg900
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
近況ノート
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます