歌詞2024/10/22

歌詞


ただ私は私だ 他の誰でもないよ

私だけのただ一つの武器で

今までここまで歩いてきた


綺麗じゃないけど

ちゃんとしていないけれど

私は私だ 他の誰でもないよ

石が石であるように

ただ私は私だ 分かっているよ


他の人が綺麗に見える時は

そっと足元に涙を落とそう

落ちた涙があるところを見なよ

その足で歩いてきただろう


心が悲鳴を上げても

心臓と足はまだ動いている

まだ止まらない身体を見る限り

止まる場所はまだここじゃないよな


ただ君は君だよ 他の誰でもないよ

君はどうして ここにいるの

どうやってここまで歩いてきたの

どうやって帰っていくの

知りたいと思うのは

ただの私のわがままだ


君の心が泣いているよ

笑っていてもわかるんだよ

泣けないなら私も笑おう

時が来たら一緒に泣こう

朝が来れば分かるだろう


泣かない朝焼けは

私と君の影を濃くしてく

まだ止まない涙を見る限り

死ぬべき場所はここじゃないだろ


何度でも名前を呼ぶよ

そこに君の名前がある限り

何度でも手を繋ぐよ

そこに君の身体がある限り


涙が流れていく

落ちる夕焼けが滲むほど

私と君の影は薄れていく

夜が来る、もうすぐ来る


身体が動かなくなっていく

意識が離れていく 君の声が遠くなる

涙が落ちていく 足元に落ちていく

この足で生きてきた 君と共に生きてきた

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