第11話

_________________

「というわけで、行ってらっしゃい」


「なんで? 私がお兄ちゃんの代わりに行かないといけないの?」


「いや、どうしても翼が旅行に行きたがってるからだな」


「もとはと言ったら、先輩がお兄ちゃんのためにくれたんでしょ?」


 そういえば、そうだったな...

「いや、今日までだから、行ってらっしゃい!!」

_________

 お兄ちゃんに言われて本当に来てしまった...


「お~い!!雫ちゃん~!!」


げっ居た

顔も性格も悪くないけど

お兄ちゃんを狙っているのが許せない...

_________


相棒に言われた通り待ってたけど


本当に来た


まさか来るとは雫ちゃん俺のこと最近避けてる気がする


いやいやまさかなそんなわけない


ただ一つ思うことがある相棒のこと好きすぎじゃないか?

_________

((負けるわけにはいかない!!))


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る