賢くはないから

すみはし

賢くはないから


君は知ってるかい

刹那を生きる君たちに

きっと今じゃ分からない

空白を埋めるように

増えてくRとEの数:

待って待って聞いてよ

1分毎に何度も 同じ動作を繰り返す

何度聞いても答えはまだ

一喜一憂繰り返す


やり直しはきかないよ

一度やったら終わりさ

言い訳ならできるよ

間違えたって言ってもいいよ

なかったことには出来ないけど


回転する模様ずっと眺めて

待ちくたびれて欠伸した頃

そいつは急に踊り出すのさ

飛びついて 捕まえて

安心はできたかい

電波の波に乗って

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

賢くはないから すみはし @sumikko0020

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ

同じコレクションの次の小説