世界の秩序を守りましょう!
柴*エビ
第1話
「みんなーーっ、今日は私のライブにきてくれてありがとーーっ!」
私は目の前の人々に向けて笑顔を見せる。誰もこのライブの目的はわからないだろう。だってこれは民衆に溜まった鬱憤を晴らすためのライブだから。
こうやって鬱憤を晴らすことで誰も我々に反逆しようという気持ちはわかないだろう。
「ふぅ。今日の使命も終わり!長かったなぁー。先輩に沢山褒めてもらわないとね」
今日の使命はライブをすること。最近はライブしかやっていないけど、悪くはない。
「必要とされているんだからいいのよ」
私はもう1人じゃないんだから。っていけない。そろそろ帰らなくちゃ。
荷物もまとめたしさっさと帰ろう。
この世界には「悪」はもう存在しない。数百年前に政府が民衆の意見を聞き、消し去った。なのに民衆は不満を言っている。…確かにちょっとは罪とか重くなったけどあなた達が望んだことなのに。そんな不満が爆発した時暴動やテロを起こすのでそれを未然に防ぐのが私の仕事。
それでも防げなくて実行されてしまった時は他の人が対応する。
「E部隊ルイ、ただいま帰りました」
私の名前は夜野ルイ。今日も使命を遂行する。
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