1.魔女

 みんなから好かれる人になりなさい。それが母の口癖だった。

 女性の平均よりは少し薄い化粧。目じりの下がった柔和な顔立ちは、見る人を安心させる不思議な魅力がある。そんな母親はことあるごとに、その言葉を僕に語っていた。

 確かに母は周囲から好かれるひとだった。周りの目を気にしすぎるきらいはあるものの、いやそれゆえに相手を立てるのが上手かった。絶対に相手を不快にさせず、けっして他人を否定しない。父、父方の祖父母、親戚、職場の人から近所の人まで、ありとあらゆる人がそんな母の人柄を称賛した。


「幹隆。他人に嫌われるようなことはしちゃだめよ。すべての人に好かれるような人間になりなさい」


 そう言い聞かせられながら育った幼い頃の僕にとって、いろんな人から好かれる母はヒーローと同じだった。人に好かれる事こそが正義である。そんな僕の座右の銘が決まったのもこの頃だった。


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 甘い香りは、冬を越して芽吹いた花由来のものだろうか。満開に咲き誇る桜、涼しさを残した風とポカポカと照り付ける陽光は、若人たちの新たな門出を祝福するようだった。

 真新しい制服に身を包んだ少年たちが、集められた空間。今日は高校の入学式。僕、八王子幹隆の記念すべき高校生活第一日目である。

 体育間での式展は今しがた終わり、クラスが発表されたあとは、これから一年間をともにする学友たちとの顔合わせの時間だ。黒板に張り出された紙に書いている席に各々が座っていく。席は名前の順じゃないんだなぁとぼんやり思いながら、自己紹介は入口近くの机の男子から順番に始まった。


「佐々木シュンでーす。好きなことは彼女と遊ぶことかなぁ。よろしくー」

「田中トウマだ。好きなものは野球と漫画とラーメン。よろしく」


 いつもこの瞬間はドキドキする。自己紹介が一人、一人と進んでいくたびに、それに呼応して心拍数もあがっていく。新たな出会い。新たな友人。皆に受け入れてもらえるかという不安にどうにかなりそうだったが、何人かのクラスメイトの声が上擦っていたことに気づいて安心した。そうだよ、皆も同じなんだから。

 一人で勝手にホッとしている間も、粛々と自己紹介が進んでいき、ついに僕の順番が回ってきた。


「八王子幹隆です。映画とかアニメについて誰かと語ること……というか人と話すのが好きです。そしてこのクラスの人、全員と友達になりたいです。よろしくお願いします!」


 思い切りすぎただろうか。少し顔を赤くしながら着席する。本当にこの一年間でみんなと仲良くなれたらいいな。そのあとも自己紹介は順調にすすんでいき、いよいよ終盤にさしかかってきた。クラスの席は6列5行の配置。そのため向かって左前、窓際の席に座っている女子生徒がトリである。その席に座っていた女の子が立ち上がったとき、僕はつい見惚れてしまった。

 夜空を溶かしたような色合いの黒髪は、背中の中頃まであるロングヘアで、日にあたってキラキラと光っている。まつげが長く、ぱっちりとした二重。幼さを残した顔は、いずれ美しく成長していくだろうと確信させるほどに整っている。


 綺麗な子だなぁ。背筋を伸ばして立っている姿は凛々しさも感じられ、まさに芍薬のようだった。教室の空気を一瞬にして支配したその少女に、目を奪われたのはきっと僕だけじゃないだろう。


 人並ならない容姿をもったこの子はどんな自己紹介をするのだろうか。クラス中の期待のこもったまなざしを一身に受けながら、その女子生徒は小さな口をひらいて開口一番こう言った。


「一条零華です。皆さんとよろしくするつもりはありません。用がない時はできるだけ話しかけないでください。以上です」


 ぽかんとするクラスメイトの面々を置き去りに、一条さんはやることはやったと満足げな顔で着席した。

 僕のクラス全員と友達になる、そんな目標に早速あつい壁が立ちはだかるのだった。


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「おい見てみろよ。あの子マジかわいくね、胸でけぇし。てかこのクラス全体的に女子のレベルたけぇよな、トーマスとミッキーは誰狙い?」


 入学して早一週間、授業の合間の休み時間に、入学してからできた新たな友人たち、佐々木シュンと田中トウマが僕の机を囲んでいる。すると、とても彼女持ちとは思えないような口ぶりで、シュンは僕とトウマに話を振ってきた。

 反射的に笑顔を返す。初めて呼ばれたあだ名は、トウマと幹隆(みきたか)だからだろうか。


「いないな。俺の好みはみちょぱとかゆきぽよとかそういう系だ」

「ギャルじゃんw」


 トウマは彫の深い顔に髪型はスポーツ刈り。そんな硬派な見た目で、好みは黒ギャルらしい。意外というか、でもしっくりくるというか。


「ミッキーは?」


 この手の話で、自分はいないというと場が冷めてしまう。暴露したほかの人にも、「俺は言ったのに」というような恨みがましい目で見られること請け合いだろう。この場合、みんなが納得する、かつ話題にあげられなれてそうなほど美人な人をあげるのが角がたたない。いうなれば高嶺の花だ。一瞬の間に結論づけた僕は、周囲を見回した。


「僕は、一条さんとかかわいいと思うな」

「地味だな」


 窓際一番前の席で本を読んでいる、つややかな黒髪をした女子生徒を見ながら言うと、同じ方向をみたトウマにそう返された。


「そりゃあ黒ギャル好きのトーマスの好みじゃねぇわなww。けど、いいセンスしてるよ。俺、一条と同中だったんだよ。前髪長くて地味な髪型だけど、顔はアイドル顔負け。AIかってくらい顔面がととのってる。顔面はな」


 含みのある言い方をするシュンは、にやつきながら、まるで漫画のネタバレをするかのように続けた。


「ただ性格は最悪。攻撃的かつめちゃくちゃ口が悪い。中学時代、あいつに総勢50人の男子生徒が告白したけど、そのすべてが振られたんだよ。その振るときのセリフがやばくて、エッグい人格攻撃なんだと。噂では10人は精神的ダメージで不登校になったって。そうやってついた異名は数知れず。『悪魔』、『氷の女王』、それに『魔女』!」

「魔女……」


 不穏な異名をを並べるシュンはなぜか得意げだ。なにがそんなに嬉しいのかわからないけど、半ば条件反射で相槌をうつ。

 ちら、と前に座っている一条さんを横目でみる。入学してから一週間、彼女は休み時間の間、常に自分の席で本を読んでいる。授業中は真面目に先生の話を聞いてるし、シュンの語ったエピソードとはかけ離れた印象を受ける。確かに、あの自己紹介はビックリしたけど……。


「ミッキー、わかりやすいなぁ。『まさか!信じられない!』ってかww」


 そんなに顔に出ていただろうか。けど、誰だってそうだろう。彼女の容姿に対する先入観もあるかもしれないが、僕にとって一条さんは、人と話すのが苦手な大人しい女の子だ。まあ、シュンの言い分にも多少の真実はあるのだろう。50人に告白されて、断ったというのも本当かもしれない。だが、噂というものは往々にして面白おかしく尾ひれがつけられるものである。


「……あ!めっちゃ面白いこと思いついた!」


 天啓を得たとばかりに声をあげるシュン。嫌な予感がした。


「この3人でジャン負けしたやつが、一条に告ろうぜ。そしたらその噂が本当かわかんじゃんw」

「……それは、あんまりよくないんじゃないかな。一条さんに失礼だし。それにシュンは彼女いるでしょ」


 とんでもないことを言い出したシュンに対して、やんわりと苦言を呈する。罰ゲームで女の子に告白なんて道徳的にも人道的にもおかしいと思う。


「いやいや、あいつ告白慣れしてるから大丈夫だって!今回も思いっきり振ってくれんだろ!それに入学したばっかの、浮かれてるこの時期。ついついクラスのカワイイ子に一目ぼれして告白したっていうのはおかしくねぇじゃん!」


 なにが大丈夫なのかわからなかった。そんなあってないような大義名分を振りかざして、ノリで女子に告白するのだろうか。机の上にプラプラと右手をだして構えるシュン。僕は助けを求めるようにトウマをみた。


「俺はパスだな。なんで好きでもねぇやつに告らねぇといけねぇんだよ」

「トーマスはビビッてんの?」

「あ?」


 気乗りしないという風に返事したトウマに対し、雑な煽りをするシュン。それに見事にのせられ、青筋を浮かべたトウマは、先ほどより一段低い声で威圧したあと、静かに右こぶしを机の上に差し出した。

 ああ嫌な予感が的中した。


「ほら、ミッキーも」


 他人に嫌われるようなことはしてはいけない。

 ざわついている僕の心をだますためには、その言葉があれば十分だった。

 過半数の意見が一致しているこの場で、僕のすることも決まっていた。


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「一条さん、ちょっといいかな」


 読書にふけっている一条さんに声をかけると、彼女は本に顔を向けたまま目線だけを動かして、僕を見上げた。


「ちょっと話があるんだけど……。できれば、ここじゃなくて人がいない場所で」

「…………」


 数秒の無言の時間が僕と一条さんの間に流れる。静寂を破ったのは、パタンと片手で本を閉じた音だった。一条さんはわざとらしく大きくため息をつきながら、僕を睨む。なにか怒ってる?


「いいわ、できるだけ手短にね」

「う、うん。ありがとう……!じゃあちょっと付いてきて」


 断られるかもと身構えていたが、返ってきた言葉は了承だった。いっそここで断られた方が良かったのにと思いながら、一条さんを連れ立って教室から廊下に出る。

 一条さんは無言であとをついてくる。振り向くと、あなたが提案したんだから、さっさと案内しなさいと言わんばかりに顎をクイっとあげる。まあそうなんだけど。幸い、僕には人気のない場所には心当たりがあった。それは屋上である。

 普通の学校では、屋上は基本出入りができない。アニメとかでよくある、屋上で友達と弁当を食べたり、昼寝したりというのはあくまでフィクションなのだ。しかし、そんなリアルな学校事情に反して、この高校は屋上を開放していた。もちろん、安全性を考慮して、背の高いフェンスが二重に屋上の周りを取り囲んでいる徹底ぶりで。

 そこまでして、屋上を開放したい理由はどうやら校長先生の方針らしい。高校生活に屋上はつきものでしょとのことである。まぁわからなくもない。創作物を見るひとなら、一度は夢想するからね。

 しかし、そんな理事長先生の思いとは裏腹に、屋上を開放しているということに対する生徒の認知度は低い。中学からの屋上は開放されないものという固定概念があるからで、僕も何度か先輩と話す機会があったときにたまたま教えてもらった、穴場のスポットなのだ。


 普段であれば3階までしか上らない階段をさらに上ると、屋上につながるドアの前にでた。ドアノブをひねり前に押し出すと、カリャリと音を立てて抵抗なくドアが開く。やっぱり鍵はかかっていない。

 さすがに屋上だと少し寒かった。けど我慢できないほどではない。しかし、一条さんのためにもさっさと終わらせようと思った。屋上のちょうど真ん中くらいまで歩みを進めると振り返って、一条さんを見た。


「…………」

「付いてきてくれてありがとう。で、話っていうのはね」


 ジャンケンに負けて、告白することになったのは僕だった。

 一条さんの奥に目を向けると、今しがた僕たちが通った屋上のドアがわずかに開いている。きっとシュンとトウマだろう。これはジャンケンで負けた罰ゲーム。勝者の権利は敗者の雄姿を見届けることだぜと、そう勝者であるシュンは意気揚々と口にした。最初からそれが目的のようだった。シュンが負けた場合でも同じことを言うだろうか。まだ一週間の付き合いである僕にはわからなかった。

 でも、この距離だと喋っている内容までは聞こえないだろう。あくまで覗いているという立場上、屋上にでて姿を見せるとも考えにくい。これなら大丈夫そうだ。

 誰にも嫌われたくない。シュンにもトウマにも、それこそ一条さんにだって。無難にことを納め、かつ一条さんも傷つけない。そのために、あらかじめ考えてい置いたセリフを言い放った。


「友達に一条さんのことが気になるって言ったら告白してこいっていう話になって。けど、もちろん告白するつもりで呼び出したんじゃないんだ!僕と一条さんじゃ、全然釣り合わないし!でも、それだとあいつらは納得しないから、告白した体で僕を振ってくれないかな」


 告白はしない。嘘で女の子に好意を伝えるなんて酷すぎる。それが、必ず男子を手ひどく振ると噂の一条さんでもだ。それに、絶対にないだろうけど万に一つの告白成功の可能性もこれでゼロになる。

 そのうえで、罰ゲームとも言わない。あくまで僕が気になったから告白する流れになったことを強調する。

その改変以外は正直に話したうえで、口裏を合わせてもらうのである。


 これが僕の考えた誰も傷つかない方法。シュンとトウマにはあとでこっぴどく振られたとでも言えばいい。

一息で言い終わると、一条さんは薄く微笑んでいた。良かった、僕の気持ちが伝わった────。








「あなたみたいな人が、この世で一番嫌いだわ」

「え……」


 ほほ笑みから急転直下、一瞬で笑みを消した一条さんがそう言った。え、キライ?キライって。ゴミを見るような目で、僕を見据えてさらに続けた。


「告白するつもりがないんだったら、その場で友達とやらにそう言えばいいだけじゃない。友達に対していい顔をするために、わざわざここまで呼び出して口裏を合わせてくれって頼むのは、私に失礼だとは思わなかった?」

「…………」


 正論だった。至極当たり前の主張。なんで気づけなかったのだろう。すぐにごめんと謝ろうとするが、一条さんの追加の言葉にさえぎられる。


「まぁそもそも、さっきのも嘘でしょうけど。大方、佐々木君あたりとの罰ゲームで告白することになったとして、その状況を回避するために息を吐くように嘘をつけるのが、心底気持ち悪い。結局あなたがやっていることって、佐々木君に対しても、私に対しても不誠実。人を気遣っているようで、根底にあるのは我が身かわいさだけなのよ」

「……あ、……いや……」


 嘘がバレたという事よりも。告白が罰ゲームだとバレたという事よりも。自分でも気づかなかった自分の醜い部分を暴かれたという事実に、声を発することができなかった。鯉が餌を求めるように、パクパクと口を開閉させている僕を襲ったのは、一条さんのさらなる口撃だった。


「あ、仮に本当に告白してきてももちろん断ったからね。さっきも言ったけど、あなたみたいな人が一番嫌いよ。他人の顔色を窺って、だれかれ構わずに尻尾を振る。その八方美人な態度が信用できない。すべての人に等しく興味があるように見えるってことは、すべての人に等しく興味がないことと同じよ。否定をしない人間の肯定に価値がないように、あなたの告白に砂粒ほどの価値もないの」


 僕の人格を分析して、懇切丁寧に説明してくれるのは、決して僕を諭そうとしているのではなく、僕の心を折るためだった。正論という名の刃が僕の心臓を深々と突き刺した。もし言葉に物理的な攻撃力があったなら、僕は今この瞬間死んでいただろう。

 

「そういえば自己紹介の時に言っていたわね。クラス全員と仲良くなりたいって。残念ながら難しいと思うわ。人ってあなたが思ってるより馬鹿じゃないの。巧妙に隠していても、意外と気づいてる。あなとのその態度にね」


 だが、言葉で人は死なない。まだ終わらない。僕は一条さんが、心臓に刺さっていた刃をゆっくり抜いて、もう一度構える姿を幻視した。

 そして数学者が証明問題を解くように、僕の内面を暴いた先にあるむき出しの急所にとどめの一撃を放つのだった。


「たぶん誰も言ってくれないだろうから、代わりに私が言ってあげる。あなた、誰からも好かれてないわよ」


 視界が揺れる。天地がひっくり返るほどの衝撃。ああ、シュンの言っていたことは正しかった。さっきと同じ笑みを浮かべながらそう言った彼女はまさしく『魔女』だった。彼女にとって他人は、自己の主義主張を証明するための、生贄でしかないのだろう。


「ふふ、ショックで声もでないようね。これに懲りたら、もう二度と私に話しかけないでね」


 まさに今、ひとりの男子の精神をすり潰すことに成功したと確信している彼女はいたく満足げだった。

 天上天下唯我独尊。他人から嫌われる事になんのためらいもない。自分が自分のままであることに、何の恐れも抱いていないその姿を見て僕は────。

























「かっけぇ……」

「は?」


 人に好かれることこそが正義である。僕の座右の銘に当てはめると、人に嫌われることをよしとする一条さんの行動は悪なのだろう。


 ただこの瞬間、僕は強烈にその”悪”に惹かれた。


 年頃の少女が不良に恋をするように。主人公の仲間が敵の手に落ち、裏切りを果たすように。まばゆいほどに光を放つ”悪”は自分の中の正義を覆す。


 それを自覚する間もなく、クラスでの自己紹介の時とは比べ物にならないくらいに速く打つ鼓動と、熱を持つ頭。次にする行動は、完全に衝動的だった。


「一条さん、好きです!付き合ってください!」


 一瞬あとに、パンと乾いた音ともに、僕の左頬にするどい痛みが走ったのだった。


ーーーーーーーーーーーーーーーー


「くっく、ボロクソ言われて凹んでるやつは見たことあるけど。ビンタされたやつは、さすがに初めてじゃねぇのwwww」


 戻ってきた教室で僕の顔を彩る真っ赤な紅葉を見ながら、シュンはケタケタと声をあげて笑った。トウマを見ると明らかにドン引きしている。周りのクラスメイトも遠巻きながら、同情の目を向けてくる。ああ、これは明日には噂になってるな。

 でも結果的にはよかった。一条さんにはああ言われてしまったけど、やっぱり僕は女子に罰ゲームで告白したという事実が残ってほしくなかった。それに比べたら、僕が入学一週間で女子に告白するような浮かれたやつで、そのまま振られてビンタされたなんて、一時の笑い話で済むのだから。それに────。


「なんで笑ってんのミッキー?」

「いや、なんでもないよ」


 いまだにジンジンと痛みを発している頬に、意識を向ける。この頬の熱さはきっと痛みのせいだけではないのだろう。窓際左前の席に座っている夜空のような髪の女の子をみると、我関せずというように騒がしい周囲に目もくれず読書を続けている。それはまるで一枚の絵画のようだった。今でもクラス全員と仲良くなりたいという思いは変わらない。ただそれ以上に、一条さんのことをもっとよく知りたいと思った。


 今から語るのは、特殊能力を使って戦うわけでもなく、奇怪な事件に巻き込まれるわけでもない、なんの変哲もない高校生活の物語。普通の男子高生である僕と、ちょっと変わった女子高生である一条零華さんの、ありふれたボーイミーツガールである。





















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