高校生と未来
Nakaitsuナカイツ
プロローグ
高校の時代は高一から高三に至り、時間が水のように流れていて、
早いものだと、今の俺はそう感じ取っている。
一つの問題が発生し、解決し、再び問題が発生し、解決し、その繰り返しがこの三年間で続いてる。
教師とクラスの日程も、何度か変わったこともある。
そして今、俺はもうすぐ卒業予定の学校の近くにある、漁師の港に居て、海の向こう側にあるビンタン山、いや、正確にはビンタン丘と呼ぶべきな?
ビンタン島の特徴になってる丘を領民の港で眺めて、鼻を通って酸素を脳内に吸っている。
(ようやく卒業か、この後どこに行こうか?映画作りたいなー)
そよ風で右から左へと吹いた髪の毛、白い制服の中にある体の汗を乾かし、日光が強いにもかかわらず、ここで立つだけで気持ちよく感じる。
一度ため息した
俺の名はナオト、名前が日本人とそっくりとはいえ、俺は日本に育てられたインドネシア人だ。学校もあの国でやっている。
文化、言語、数学、色々と学んだ。
なのに、日本の高校で入学する前に、両親はインドネシアに引っ越して、また住んでみたいという状況があった
俺は日本のところで残るつもりだが、自分の生まれた国がどうしても気になってるから、一緒に引っ越すことになった。ついでに、違う見解もしてみたい
しかし
この見解がこれほど深いものとは思わなかった。俺が入学されていた学校はラムイス教を専門とする高等で、あまり礼拝していない俺は不思議だなと思ってる。
そして、インドネシアでの礼儀差は独特だ。
例として、他人が椅子の上とか、床の上で座っている時とか、その人の前を歩く時は体を下げるのが常識だそうだ。
そして食べ物を口に入れたい場合も、必ず右手でやってることとかもある。だが、右手の骨が折れてるみたいな使いそうにない状況の場合、左手で食事することは許される。
インドネシア人であるにもかかわらず、他生徒によって変な人と思われた。
まあ、仕方ないか
正直、俺のことを変人だと思ってる奴らと仲良くしたくないし、名前も知りたくない。なのに、あの「バカ」と出会うまで
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