噂のギルド長

ギルド長「おお勇者様!何やら斬新な場所で斬新なお姿で休まれておりますな!」

賢者「……ええ、勇者さんはこうした暗くジメジメした場所で、きつく縛られて転がされるのが趣味なのです」

勇者「へふう!?」


ギルド長「なんと!……なかなかに高尚なご趣味ですな。いえいえ!分かりますとも。かく言う私も歓楽街でお楽しみと行く時がありますが、それはもう、少しばかり人には言いにくいプレイでして……。立場というのはなかなかに厄介ですからな!勇者様と言えど、人には言いにくいような趣味があるのもごくごく自然ですぞ」

勇者「ひは、ひはふ」

ギルド長「なんっと!まさしく言いにくい状態とは!恐れ入りました勇者様。このギルド長の先に行かれるとは!流石としか言いようがありません!……おや、勇者様どうされました?そんな目で見られても何も出ませんぞ!」

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