とぜんそう

鶴亀 誠

早起きと二度寝の相関関係

 僕は早起きが苦手だ。まあ世界の人口80億人中70億人くらいはそうだろう。別に夜が特別遅いわけじゃないんだけど、やっぱり朝って起きられない。特に平日は起きたくない。

 

 逆に、みんな二度寝は大好きである。これは人類の本能なんだろう。この世で二度寝をしない人がいるだろうか、いや、いない(反語)。


 では、なんでそんなに眠くて、二度寝をしてしまうのか。それはもちろん早起きをするからである。早く起きてるんだから眠くなるのは当然だ。そして、眠いからまた寝る。つまり、早起きをする限り二度寝は切っても切り離せない運命なのだ。


 したがって、この場合問題は始業時間が早すぎる社会構造にある。政治家の誰か、六法に睡眠法とか足して七法にしちゃってくれ。


 

 また、二度寝にはメリットもある。それは、2回寝ると寝覚めが良いこと。寝覚めが良い=みんな幸せ=社会がよりよくなる、という睡眠方程式も成り立ってくる。


 こうなるともう二度寝をするのは良いことのような気がする。


 というわけで、僕は毎日二度寝をすることで社会貢献に励んでいる。しかし困ったことに、最近花粉の季節になってきた。朝起きると鼻がつまっていて、かんでもかんでも鼻水はどんどん出てくるので寝るに寝られない。


 睡眠の最大の敵は花粉のようだ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る