第5話

家に帰ると、そこには、ヴァンパイアのおじいちゃんがいた。

その人の名前は、井端さんでたまに家にやってくるのだった。


「入るなら、僕のいるときにしてください」と僕はいった。

「悪い悪いこっちも急ぎのようじがあってな」と井端さんは言った。

「今度、ヴァンパイアのみんなでパーティーがあるんだよ、行ってみるかい」と井端さん興奮気味に尋ねた。

「へぇ、そんな大勢で集まるんだ。あんまりヴァンパイアに会う機会ないから行ってみたいな」と僕は言った。

「じゃあこの招待状もって、この住所に行くのじゃ」と井端さんは言うと家を出て行ってしまった。


僕はしばらくその招待状を見つめると、大事に封筒にしまった。ヴァンパイアというものは、僕は井端のおじいちゃんや、その他、2人ぐらいしかしらない。

ヴァンパイアに大勢会えるのは楽しみだなと思った。

招待状は明日だ。その間僕は、町にいってまた、買い物をしようと思った。

僕は、町をぶらぶらしていると、ビルとビルの隙間で血を吸っているヴァンパイアがいた。知り合いの若者の佐伯だった。


「やあ、そんなところですっているとだれかに見られてしまうよ」と僕は言った。

「やあ、福山、気をつけるよ」と佐伯は言った。

「僕も血をもらっていいかな」

「ああ、いいよ、こいつの血はおいしいよ」と佐伯は言うと僕に人間をさしだすと僕はそいつの血を吸った。

おいしかったよとお礼をいうと僕は店にむかって歩いていた。

次の日、僕は井端さんにもらった招待状の場所に言った。そこは広い家だった。とても豪華なので金持ちの人の家だなと思った。

招待状をだして、家のなかに入ると、そこには大勢の人間がいた。それはどれもヴァンパイアなのだが、衣装を着て踊っていたり、くつろいだりしていた。僕は、席に座ると佐伯を探した。

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