第3話

僕は住みたい場所があった。

朝日が照っていて、海が見えるそんな街に僕は住みたかった。だが、ここは都心でビルが建っていて、海に面していない、僕の好きな光景ではないこの町に引っ越してしまった。

それは、事情というものがあり、しょうがないがいつかは、海に面した場所に行ってみたい。

海という場所には2回ほどいったことがある。

そこは海の匂いがして風が強く吹く場所であった。海に入って、水に手をつっこんで指をなめたことがあった。とても塩辛かった。

僕は海の奥深くまで入って泳いでいた。海の中は真っ暗でなにがいるのかわからないそんな場所が魅力的であった。

海の中になにがいるかわからない恐怖感がとても新鮮であった。そして、海にはクラゲがいた。クラゲは毒を持っているらしいと前に本で読んだことがあった。

僕はクラゲをさけて海で泳いでいた。

ゆらゆらと泳いでいるその生き物は透明で綺麗だった。綺麗だからこそ、毒があるのかもなと思った。僕は海を満喫した。そして、海という場所が好きになったのであった。


僕は体操が終わると、テレビをつけた。特に面白いものというものはやっていなかったがそれでも見ていた。たまに、夏休みの海で楽しんでいる姿というものをテレビで見たことがある。とてもうらやましかった。

きっと、海で遊んでいる人たちは海はいい思い出になるだろう。

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