第19話 VS 伊達政宗 決着

 進化タイムが始まった。


 ステータスがどんどん上昇してくのが分かる。

  

 気づけば先程の腕の痛みなどとっくに吹き飛んでいた。


 庭は大混乱、一条さんはどうなっただろう?


 しかし一条さんに構っていられる程ボクも余裕があるわけではない。

 伊達政宗は危険を察知してか、距離を詰めてきた。


 しかし……もうボクにはそのスピードは遅かった。



 遅い……。


 

「っらぁああ!」


 イキりボイスがボクの口から発せられた。


 次の瞬間には、伊達政宗が吹っ飛んでいた。


 勝負に決着の時がやって来たのだった。

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