第3話
8月15日
僕と彼女は同じバス通学。
朝からバス停で話しながら待つ、この時間は僕の人生の中でも特に幸せな時間だ。
バスの中ではあまり喋らないけどね…
これが僕が求めていた青春ってやつだよ。
未楽はおとなしい性格なのかもしれない。なんというか、付き合う前から僕と接する時おどおどしていたような気がした。男に対するトラウマでもあったのかな?そんな思い出は僕が忘れさせてやる!
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