君の瞳

@nenza06

第1話

8月14日

「あなたのことが好きです!」

僕は今日、片思いしていた子に告白をした。頬を伝う汗が風で冷やされる。

『…』

何も言わない彼女を疑問に思い、僕は彼女の方を見た。

彼女は目を逸らし、ただ笑っていた。髪の隙間から見える彼女の瞳はまるで朝日のようだった。

そして出された答えは、

『はい、おねがいします』

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