第4話 検証③ 人気爆発とその予兆
多くの読者様に自分の作品を読んでもらいたい。そういった気持ちは書き手であれば誰しもが持ち合わせていると思います。しかしながらその気持ちを文章として形にしてみたところで、その作品が誰かに読んでもらえるとは限らない……
だからこそ作品のポイントが跳ね、多くの人の目に止まる位置に露出した時の高揚感は、鳴かず飛ばずの時の徒労感が吹き飛ぶ程に絶大なものであり、また続きを書こう。と、なるのだと思います。
ですがそういった時に、ただ漫然と作品を更新しているだけでは、いずれほかの作品にその座を奪われてしまうでしょう。
調子のいい時こそ攻めの姿勢だと、総合日間に載って調子に乗り、ランキングから即落ちした経験のある身としても強く感じます。
そこで今回は人気が急激に拡大している時の指標の動きについてまとめ、そこから何が読み取れるのか見ていきたいと思います。
例によって図表を活動報告に上げてありますので併せてご覧下さい。
対象の図表は以前も比較対象とさせて頂いた、某作家様の作品の図表です。
見てすぐにわかるように、7日目からの伸びが大変なことになっていますね。これはポイントも
たくさん貰えたことでしょう。しかしながらU指数に注目してみると1.0を切っています。つまり途中で離れてしまった読者もいたという事ですね。
では、前回のようにこれは改善が必要な事態なのか?
それを確認するために今度は5日目と6日目に注目してみましょう、すると7日目ほどではないにしてもこの2日のUNスコアの伸びがかなり大きい事が分かります。
ここまでの流れを整理すると、5,6日目に人気に火がつき、7日目にランキング上位に上った所に新規読者が大量に流入した。という事ではないでしょうか。
つまり投稿初日と同じ状態だという事ですね。
結論としてはこの場合において、U指数は高いに越したことはないが1.0を切っても問題ない。つまりは改善の必要性は特にないという事ですね。
では問題のある事態とはどういったものなのか。
次回はまた別の図表を見てそれを確認していきたいと思います。
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